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vol.14 ワッカ原生花園でサイクリング!! - 北見MYLOVE 北海道北見市 観光グルメスポット オフィシャル WEBサイト

vol.14 ワッカ原生花園でサイクリング!!

「ワッカ原生花園」はこんなところにあるんです!

北海道最大の湖・サロマ湖は、ホタテやカキの養殖地としても知られています。
サロマ湖は細長い砂州によって海と隔てられていますが、2箇所の湖口によってオホーツク海と部分的につながり、
淡水と海水が混ざり合っている汽水湖です。空から見ると、ワッカ原生花園の特徴的な地理がよくわかります。

今回の特集は、ワッカ原生花園でのサイクリングをご紹介します。
サイクリングコースは、ワッカネイチャーセンターを出発して、ワッカの森・花の聖水(湧き水)へ行ってきます!

実際に走行したサイクリングコースはこちら。

ワッカネイチャーセンター(A)を出発し、海岸へ降りる入り口にある東屋(B)を右手に見ながら左折し、
まっすぐ草原の間を走り抜けます。そして、第2湖口にかかる橋を渡り、
湖に沿って進むと、終点の花の聖水(湧き水)(D)へたどり着きます。
ここからやってきた道へ折り返す、4.5kmを往復するおよそ60分のコースです!
この常呂町から湧別町まで続く、サロマ湖とオホーツク海の間の道は「龍宮街道」と呼ばれています。

ワッカ原生花園観光案内所とフォトスポット

ワッカネイチャーセンター隣接のワッカ原生花園観光案内所には、「ところ観光コンシェルジュ」として
北見市常呂町の地域おこし協力隊である佐藤さん(写真左)と中島さん(写真右)のお二人がいらっしゃいます。

佐藤さんはサロマ湖畔や海岸に打ち上げられている流木や貝殻などを拾い集めて自作した、
海辺の雰囲気満点の観光案内所の看板や、スマートフォンやカメラ用の便利なスタンドを設置しています。

このスタンドは、センター入り口と、観光案内所裏の案内板近くのフォトスポット2箇所にあり、
スマートフォンやカメラを置いて、セルフタイマーで撮影するのにすごく便利!
風景と「ワッカ原生花園」の文字が入るちょうどいい高さで作られています。
一人旅でも二人旅でもみんな一緒に写真に写ることができて、ステキな旅の思い出が作れますね!

出発前にワッカネイチャーセンターへ

さっそく、サイクリングに出発する前に、ワッカネイチャーセンターで自転車を借りに行きましょう。
センター入り口の総合案内の窓口と、売店にてレンタサイクルの受付をしています。
総合案内の窓口の横には、この日に開花中の花が写真付きで紹介されていますよ!
どのあたりでお花が咲いているか、入り口で配布されているコースマップを見ながら教えてもらえます。

コースマップと花・野鳥リストは、なんと地元の常呂高校ボランティア局によって作成されています!
花や野鳥について観察できる季節付きで、とてもわかりやすくまとめられています。
この「コースマップと花・野鳥リスト」があれば、ワッカ原生花園をさらに楽しむことができます。
中身は・・・ワッカ原生花園を訪れた時のお楽しみ!

借りることができる自転車は、通常の変速機付き自転車、電動アシスト付き自転車、タンデム(二人乗り)自転車があります。
子ども用の自転車やヘルメットの貸し出しもあるので、親子でもサイクリングを楽しめます!

サイクリングコースへ出発!

本日のサイクリングは、地域おこし協力隊の中島さんにガイドをお願いして、いざ出発!!
遠くに見える海岸や青空が開放的で、ワクワクします!

空を遮るものがなにもない、草原の中のサイクリングコースをオホーツク海に向かって進みます。

花が咲いているスポットで自転車を止め、説明を聞きます。
知らないと通り過ぎてしまうようなところにも、ひっそりとキレイな花を咲かせていることがあるので、
ガイドをしてもらいながらのサイクリングがオススメ!

サイクリングコース沿いには、さまざまな種類の花が咲いています。
6月の咲き始めから9月ごろまで、季節によって咲く種類も場所も異なるので、訪れるたびに新しい発見があります。

こんな風に、草原の緑の中、あちこちに咲く花を見つけ、
「コースマップと花・野鳥リスト」と照らし合わせて花の名前を調べるのも楽しい!

自分だけのお気に入りの風景を見つけたら、自転車を停めて撮影タイム!

鳥のさえずりに耳をすます

サイクリングをしていると、鳥の声がよく聞こえてきます。鳴き声のする方を向いても姿は見えず・・・。

自転車をとめて、耳をすましてみます。
風や波の音にまじって、鳥たちのさえずりが耳にここちよい!
人工的な音が一切無くなると、自然が生み出す「音」だけが聞こえてきて、それらが身体にしみこんでいくような感覚になりました。

草原によく目を凝らして、静かに観察していると草木の枝に止まる鳥の姿が見つけられるかも!
「あ!見つけた!」と思ってカメラを構えるとすばしこく飛んでいってしまうこともしばしば。
慌てずゆっくり根気よく観察してみましょう。

鳥の声を聞いて「何ていう名前の鳥かな?」と思った時は、ワッカネイチャーセンター内のこちらのコーナーに立ち寄ってみてください。
ワッカ原生花園に生息する野鳥を動画で確かめることができますよ〜!
この動画は、常呂高校の先生によって作成されたものだそうです。とても丁寧に撮影・編集してあり、感心しきりです!

花の聖水・ワッカの水へ

この日の折り返し地点、花の聖水・ワッカの水へ向かいます。
遠くに第2湖口にかかる橋がみえてきました。

橋までもう一息!

橋の頂上に到着!

この橋の上からサロマ湖側をみると何かが6つ、規則正しく並んでいます。
中島さんに尋ねてみると、
「アイスブームという、冬にワイヤネットをつけて流氷が湖に入り込まないようにするための仕組み」なんだそう。

湧別町側にある第1湖口にも同様の仕組みが設置されていて、
龍宮台展望台から流氷がせき止められてできる不思議な造形が見られます。

また、ここからは天気がよければ、オホーツク海と知床連山を左に、サロマ湖とスタート地点のワッカネイチャーセンターを右に、
いっぺんに海を湖を撮影できるベストフォトスポット!最高の眺めです!!

橋を渡りきり、湖に沿った赤い小道を森に向かって進みます。

すると・・・森の中に見えてきました!花の聖水・ワッカの水に到着!

ここには昔ながらの手押しポンプで水を汲み上げているところと、

飲水として利用できるように整備された水飲み場があります。

海と塩分を含んだ湖に挟まれているのに、真水が湧いているんです!
手で触ってみると、水はとても冷たくて気持ちいい〜!
サイクリングで疲れた身体には冷たくておいしい!

海と湖と山と草原と

花の聖水・ワッカの水でひとやすみしたら、来た道を戻ります。
スタート地点のワッカネイチャーセンターが右のサロマ湖畔の遠くに見えます。
自然の素晴らしさを眺めながらもうひと頑張り!

ワッカネイチャーセンターに到着〜!
花の色、鳥の声、海の匂い、爽やかな風、全部を存分に楽しみながら自転車で走るのは、とても気持ちがいいので、
ぜひサイクリングを体験してほしいです!

さらに常呂を楽しみたい方に!

ここからはさらにワッカ原生花園や、常呂町を楽しむための情報をお届け!

コース上の貝殻の謎

サイクリングしながら、コースに目をやると白い貝殻が脇に点々と落ちているのに気づきます。

ホタテの産地だし、貝殻を撒いているのかなと思い、ガイドをしてくれた中島さんに聞いてみました。
「どうして道の両端に貝殻がたくさん落ちているのですか?撒いたのですか?」
「これは動物、主に鳥の仕業なんですよ。」「え〜!鳥!?」ちょっと驚きです!
鳥がこのコースのアスファルトの硬さを利用して、空から貝などを落として殻を割っているそう。
鳥、かしこい!ちゃんと貝柱だけしっかり食べてありました。

ホタテの他にもウニや、ツブ貝のような巻貝、カニのハサミなどが落ちています。ここに住む鳥、おいしいものを食べています!

豊かな森や草原、多様な形状の水辺が自然のまま保護されているからこそ、
さまざまな種類の鳥や動物が生息できているのかな、と感じました。

ワッカ原生花園の浜辺

東屋のある場所から、浜辺へ降りられる道があります。ここからオホーツク海の砂浜へ降りてみましょう。

ここからは、遠くに知床連山が見えますよ!と中島さんの案内に海に向かって右を向いてみると・・・

知床連山が見えました!羅臼岳から硫黄山まで連なっている様子がよくわかります。北海道はやはり自然がたくさん!
そして、波が来ない砂地特有の花々を見つけることができるので、ここもぜひ観察してみましょう。

また、この砂浜には海流によって磨かれ運ばれてきた、丸くてツルツルの石が帯状に堆積していました。
遠くまで続いていて不思議な光景です。

中にはメノウかもしれないキレイな石も!
ここの海流は宗谷岬の方から流れてくるので、オホーツク海沿岸のどこかから、
たくさんの年月をかけて流され磨かれてたどり着いたのでしょう。

サロマ湖のなりたちとオホーツク文化

サロマ湖は遠い昔、湖ではなく湾でした。
その湾を塞ぐような形に砂嘴が成長して砂州となり、現在の形になったそうです。
サロマ湖周辺は海も近く、湿地もあり、沿岸近くまで森が広がっています。
常呂町には海や山の恵みも多く、1000年〜1500年前の昔、
このあたりで繁栄していたオホーツク文化や続縄文文化、擦文文化の遺跡があり、
ホタテやカキ、サケやニシンなどを食していた形跡も発掘されています。
昔からここでは美味しいものを食べて生活していたんですね!

ワッカ原生花園から車で5分ほどの場所にある「ところ遺跡の森」「ところ遺跡の館」では、
再現された続縄文文化の竪穴式住居や、オホーツク文化などの発掘された出土品が見学できるので、
ぜひより道してみよう。
このあたりでどんな様子で生活していたのかを、もっと詳しく知ることができます。
また、ところ遺跡の森では、デジタルミュージアムを公開中!
収蔵品や森に住む鳥などの紹介のほか、google ストリートビューを活用して、
遺跡のある森の中を散策することもできます!

やみつきまんじゅう

こちらの「ところほたて やみつきまんじゅう」の中身は、なんと、常呂産のホタテ貝柱が丸ごと1個入っています!
そのホタテ貝柱に、キクラゲ・タケノコ・タマネギと合わせ、甘じょっぱく味付けした餡を、
手作りの「しっとりモチモチ生地」で包んで蒸したのが、この「やみつきまんじゅう」、ぜひ常呂に来た時には食べてみて。
お取り寄せもできます。
たかおか食品 https://denshobato.com/tokusen/takaoka/top.tks

取材・撮影協力

ワッカネイチャーセンター
〒093-0216 北海道北見市常呂町字栄浦242-1
TEL / 0152-54-3434
開園期間:10月第2週の月曜日まで
営業時間:8:00〜18:00(9月以降は17:00まで)
公式サイトにてご確認ください。
http://tokorollc.sakura.ne.jp/wakka/index.htm

ところ観光コンシェルジュ
案内時間:10:00〜15:00、祝日休み
※時間は変更となる場合があります。
ガイドの予約などは、ワッカネイチャーセンターまでご連絡ください。

ところ遺跡の森
〒093-0216 北海道北見市常呂町字栄浦371番地(ところ遺跡の館)
TEL / 0152-54-3393
詳しい情報は公式案内ページにてご確認ください。
https://www.city.kitami.lg.jp/docs/7209/

ところ遺跡の森デジタルミュージアム
https://www.city.kitami.lg.jp/docs/2020050100022/