玉ねぎ生産量日本一! 北見玉ねぎ
100年前から栽培開始
いまでは日本一の玉ねぎ産地
カレーや肉じゃがなど食卓に欠かせない玉ねぎの国内消費量は年間約120万トン。2014年度の国内生産量は117万トンで、その6割を北海道が生産しています。そして、北見市は全国の2割に当たる21万トンを栽培・出荷。すなわち、北見市は日本一の生産量の玉ねぎを全国に送り出しています。
明治の初めに札幌で栽培され始めた玉ねぎが北見にやってきたのは、1917年。戦後、ハッカ栽培と入れ替わるように、冷涼な気候に合う玉ねぎの栽培は市内に広がり、いまでは日本一の生産地になりました。
春になると、市内の畑には苗を植え付けたまっすぐに伸びる畝(うね)が幾本も現れ、夏には玉ねぎがまるまると育ち、秋の収穫時期にはブルーやオレンジなどのテントを被った大型コンテナが畑に登場します。国道39号から見える玉ねぎ畑の四季は、北見を象徴する原風景なのです。
北見産玉ねぎのひみつ
生産量No.1の理由
降水量が少なく、季節により1日の寒暖差が大きい気候で育つ北見玉ねぎの特徴は、球がしっかりとしまっていて、加熱することで甘みがぐっと強まります。玉ねぎ栽培に適した気候条件の北見ではありますが、生産量が日本一になったのは種をまく時期をずらし、8月〜翌年4月まで継続して玉ねぎを長期出荷できるようになったことが挙げられます。雪深く、寒さ厳しい2月から種まきを始め、ビニールハウスでしっかり苗を育て、4月下旬頃からは畑へ植え付けます。それから草取り、根切り、収穫、乾燥。生産者が愛情いっぱいに手間ひまかけて栽培し、栽培技術の向上や品種改良を重ねることで、北見は日本一の玉ねぎ生産量のまちになりました。皆さんの家庭にある玉ねぎや、お店で見かける玉ねぎは、北見玉ねぎかもしれません。
北見新ブランド玉ねぎ真白(ましろ)って?
見た目が美しい白色で、辛味成分も一般の玉ねぎより1/3程度と少ないため甘みを感じます。水にさらさずそのまま食べられるので、玉ねぎの栄養成分をまるっといただくことができる、新しい玉ねぎです。
インパクトも味も抜群!
津村製麺所TumuLab(ツムラボ)の「北⾒⽟ねぎのてっぺんひやむぎ」
「麺でつむぐ地域と未来の製麺所」をコンセプトに、地元の旬な⾷材や地域企業との関わりを⼤切にされているツムラボは、北海道唯⼀の⽣ひやむぎ専⾨店。厳選した⾷材と職⼈技でつくる「⽣ひやむぎ」をはじめとした⼯場直送麺を店舗で味わうことができます。
なかでも名物メニュー「北⾒⽟ねぎのてっぺんひやむぎ」はお店⾃慢の⽣ひやむぎに加え、北⾒⽟ねぎも味わえます。北⾒⽟ねぎは加熱するとより⽢みが増すため、⽣ひやむぎと相性抜群。タワー状の⽟ねぎの天ぷらは⾒た⽬もお味もお楽しみいただけます!サックサクで⽢〜い北⾒⽟ねぎをご堪能ください!
カウンター席とテーブル席があり、お⼀⼈様はもちろん、ご家族やご友⼈とご利⽤いただけます。
また、ツムラボでは津村製麺所の各種製品を購⼊できるので、北⾒にお越しの際にはぜひお⽴ち寄りくださいね。
TumuLab(ツムラボ)
北見市豊地26番地26
TEL / 0157-33-3155
営業時間・定休日は店舗公式ページで要確認
https://tumugu.tsumura-seimen.co.jp
日本一の北見たまねぎを、ぎゅっと「たまコロ」
玉ねぎの「うま味」が詰まっている!
2016年に茨城県で行なわれた第4回全国コロッケフェスティバルで優勝した「たまコロ」は、玉ねぎが主役のコロッケです。みじん切りにした北見玉ねぎをたっぷりと使用し、ツナとにんじん、マヨネーズで仕上げています。
一般的なコロッケのようにじゃがいもやクリームは使われていないのに、ジューシーかつクリーミーな味わいで、玉ねぎの甘み・うま味をしっかり実感できます。
農産物加工会社の(株)グリーンズ北見で製造しており、オニオンスープと並んで北見を代表する人気商品です。市内のスーパーでは、冷凍食品コーナーの他、惣菜コーナーで揚げたても気軽に手に入ります。市内の飲食店でも提供されていますので、北見に来たらぜひ食べてみてくださいね。