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北海道北見市「食&観光」ガイド オフィシャルWEBサイト

オホーツクビール - 北見MYLOVE 北海道北見市 観光グルメスポット オフィシャル WEBサイト

オホーツクビール SINCE 1994

できたてのおいしさを堪能!
日本で初めて地ビール製造免許取得
(1994年酒税法改正後)

オホーツクビールの特徴

北見市で地ビールが飲めるようになったワケ

北海道の東に位置するオホーツク地域にある北見市で、オホーツクビールが誕生するきっかけとなったのは、1987年のことでした。この年、オホーツク地域からいろいろな業種の人たちが、農業とそれを取り巻く環境を視察をするためにヨーロッパ・ドイツのバイエルン州へ行きました。

ドイツでは大小さまざまな村や町にそれぞれビールの醸造所があり、そこに住む地元の人々はそこで作られたビールの味と歴史に誇りを持っていました。視察に訪れたとある街のレストランで、その街で作られたビールを地元の人々と一緒に味わったとき、そのおいしさにとても感銘を受けました。

当時から北見市近郊ではビール用の大麦が栽培されており、「日本でも、北見でも、同じように地元の人に楽しんでもらえるビールを作れないものか」と思い始めたのが、北見でビールを作るきっかけとなりました。こうしてビール作りに向けて、ビール好きな有志たちが集まり「ビール研究会」を発足、ビールの製造方法や販売に向けてのプロセス、またドイツの文化についても研究や勉強を重ねていきました。そして、その組織が発展し、北見地域開発研究会となり、実現に向けてさらなる研究が進められました。

しかし、地元で採れる麦を使ってビールを作ることはできても、最低でも年間生産量2000 kl以上という酒税法の決まりが大きな壁の一つとなっていました。


そのような状況の中、ついに1993年、ビールの醸造に関わる法律の規制緩和が発表されたことを受けて、「北見でビールを作る」というゴールへ向け一気に加速し、翌年1994年3月、オホーツクビール株式会社が設立されました。

同じ年の4月に年間生産量が「2000 kl以上」から「60 kl以上」に引き下げられた酒税法へ改正され、さらに同年の6月に、酒税法改正後に日本で初めてビール製造内免許(本免許を取得する前段階の免許)を取得したのです。ここから、オホーツクビールの醸造に向けて、北見地域の企業や個人の方々の出資を受け、醸造所とビアホールの建設が始まりました。 1994年12月には、酒税法改正後、日本で初めてのビールの製造本免許を取得。本格的に北見でのビール醸造が始まりました。

地元民による地元民のための地元民のビール

1995年1月、ついに出来上がった「オホーツクビール」の試飲会が行われました。

初めて披露されたビールは、すっきりとした口当たりの中にほどよくホップの苦味が心地よい黄金色の「オホーツクピルスナー」、イギリスのビールの代表格である中濃色ビールのエールをオホーツク地域に合うようアレンジした「オホーツクエール」、そのエールよりさらに濃色の赤銅色をした「オホーツクブラウンエール」の3種類です。試飲会には道内外から700人を越す人たちが参加し、北海道で初めて作られた「地ビール」を楽しみました。どれも麦芽・ホップ・水・酵母のみで作られた「ビール純粋令」に則ったビールで、試飲会の結果は上々でした。

1995年3月17日、この試飲会で人気の高かった「オホーツクピルスナー」「オホーツクエール」をもって、「オホーツクビアファクトリー」がオープンしました。


開業当初より、地産地消にこだわり、ビールの原料にも、料理に使う素材にも、積極的に地元で採れたものを使っていきたい、という思いは変わらず、現在も地元オホーツク、または北見らしいメニューを、このオホーツクビアファクトリーで楽しむことができます。

また、「北見に来たからには、北見らしいものを食べたい」というビジネス目的で来られた方や、国内外からの観光客の方にだけでなく、「今日はおいしいビールが飲みたいなぁ」「家族が帰省しているからみんなで行こう」「結婚式はぜひオホーツクビールで」「ビール好きのあいつの送別会ならオホーツクビールにしよう」といった大小問わずいろんなイベントで地元の人が集うビアホールでもあります。

ドイツで感銘を受けた1987年から今に至るまでの間に、「地元民による地元民のための地元民のビール」として、地元の人に愛され続けています。

オホーツクビールは麦芽100%!おいしく飲むための管理がしっかりなされたビールです。

新鮮なビールをおいしいうちに飲んでもらいたい!という気持ちから、瓶ビールの賞味期限は製造日よりわずか4週間です。
また、ろ過前のオホーツクビールは、ここオホーツクビアファクトリーでしか飲めません。
ビールの温度も、種類によっておいしく飲むための最適な温度に設定されています。

オホーツクビール商品紹介

オホーツクビール独自の製法で、マイスターが心を込めて手作りしています。
麦芽・ホップ・水・酵母だけで作った、副原料を一切使わない麦芽100%のビールです。
季節により様々なタイプの生きたビールをお楽しみください。 ★飲酒は20歳になってから

エール
上面発酵の中濃色ビール

イギリスの伝統的なビールであるエールスタイルです。中濃色でキレと苦みのある大人の味に仕上げました。豊かな味わいと芳酵な香りが特徴です。味の濃いお料理(牛肉やソーセージ、洋風な味付け)によく合います。食後にゆっくりお楽しみいただくのもお勧めです。

飲み頃温度は、7~8度です。
上面発酵(4週間) / アルコール分 約5.5%
香り ★★★★★★(6)/苦味 ★★★★★★★(7)

ピルスナー
下面発酵の淡色ビール

チェコのピルゼンで発展し、世界的にも有名なチェコのピルスナーをアレンジしてみました。日本では一番スタンダードな淡色ビールです。後味に少し甘みを残し、ホップの苦味を控えめにしたマイルドな味わいです。口当たりの良さと、ファインアロマホップの芳香が特徴です。さっぱりとしたお料理(煮物、焼き物、魚料理や和風の味付け)によく合います。食前の乾杯にもお勧めです。

飲み頃温度は4~5度です。
下面発酵(8週間)/アルコール分 約4.8%
香り ★★★★★(5)/苦味 ★★★★★(5)

ヴァイツェン
小麦麦芽を上面発酵で
醸造したフルーティーなビール

バイエルン地方で発展したヴァイツェンスタイルで、小麦麦芽を50%以上使用した淡色(一部濃色もあり)ビールです。苦味が弱く、炭酸ガス含有量が多いので、清涼感と独特の風味があります。ビールの苦みがお嫌いな方や、女性にお勧めのビールです。晴れた日の午後、テラスで過ごすゆったりとした時間にいかがですか?レモンの輪切りを添えるのもおしゃれな飲み方です。

飲み頃温度は4~5度です。
上面発酵(3週間) / アルコール分 約5%
香り ★★★★★★(6)/苦味 ★★(2)

マイルド
スタウト
ローストした黒麦芽を
上面発酵で醸造した濃色ビール

スタウトスタイルで、本来の特徴である焙煎した大麦の香ばしくシャープな味わいを残しながら、全体にマイルドに仕上げた濃色ビールです。どっしりとしたビールは好きではあるが、一般的な黒ビールは飲みにくくて苦手という方にお勧めです。お食事中から食後にかけて余韻をお楽しみください。ビタミンB群と、お肌を作る核酸が豊富な活ビール酵母が豊富に含まれています。

飲み頃温度は7~9度です。
上面発酵(4週間) / アルコール分 約5%
香り ★★★★★★★(7)/苦味 ★★★★★★★(7)

このほかに季節に合わせた限定ビールも登場します!

オホーツクビールのみを原料とした酢ができました!
その名も「オホーツクビール de 酢」

ビール(大麦100%)から作られる酢はモルトビネガーとも呼ばれ、イギリスではフィッシュ&チップスに、この酢と塩をかける食べ方も伝統的に親しまれています。
そのまま何かにかけても、お料理の調味料としてもオススメです。
オホーツクビアファクトリー内で販売しています。

オホーツクビールの楽しみ方

麦芽は主にオホーツク産二条大麦を使用。4種類の基本銘柄と季節限定品をあわせ、年間10種類ほどのオールモルトビールを醸造しています。それぞれに特徴的な味と香りを楽しめるうえ、醸造所併設のビアホールだからこそ、作りたてのビールと地元の食材を生かした北見グルメを味わうことができます。

詳しくは公式ウェブサイトへ

〒090-0037 北海道北見市山下町2丁目2-2 TEL.0157-23-6300 / FAX.0157-23-1121