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北海道北見市「食&観光」ガイド オフィシャルWEBサイト

vol.06 るべしべ・おんねゆで遊ぶ!食べる! - 北見MYLOVE 北海道北見市 観光グルメスポット オフィシャル WEBサイト

vol.06 るべしべ・おんねゆで遊ぶ!食べる!

「北の大地の水族館」で水と魚に癒される!

北見市留辺蘂町の「道の駅 おんねゆ温泉」の敷地内に「北の大地の水族館(山の水族館)」はあります。
多くの海岸沿いにある水族館には海の魚がたくさんいますが、ここは石北峠の麓、辺りは自然豊かな山と川に囲まれた場所。
北海道の川や湖に生息する淡水魚が主に展示されています。その展示水槽が癒し&フォトスポット満載です!

水族館の入り口に入ると、天井まで広がる大きな滝つぼ水槽がお出迎え!
まるで透き通ったブルーの水中から魚たちを見上げているような感覚は圧巻です。
しばらくその場に佇んで水に癒されたり、思わず声をあげて、魚を追いかけ、手を伸ばしてしまいます。
フォトスポットとしてもオススメ!実はこの水槽、人の影が写り込まないように工夫されている水槽なのです。

この滝つぼ水槽をはじめ、他にもカラフルな魚たちが泳ぐガラス越しに撮影できるフォトスポットがいろいろあります!

北海道の川の中を屋外に再現したこちらの「四季の水槽」では、厳冬期になると水面が凍り、氷の下で暮らす魚たちを観察できます。
冷たい川の中で、寒さに耐え、じっと春を待つ魚たちの様子は、他では見ることができません。
川の中に入らないと見られない魚たちの冬の姿。
氷の層と一緒にカメラに収めたくなりますね!

そして、ここの水族館の目玉は、日本最大級の淡水魚・イトウの展示です。
「幻の魚・イトウ」という言葉は、北海道に住んでいる方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。
なぜそう言われるのかというと、現在では絶滅危惧種に指定されており、北海道のごく一部にしか生息していない魚だからです。
かつては、北海道に広く分布していましたが、河川の開発などによる自然環境の変化により、生息数が減少してしまいました。
体長1mを超える大きなイトウ20匹が悠然と回遊する姿は神秘的です。

このイトウの水槽では、毎週火・木・土曜日14:30から、「いただきますライブ」を実施しているんです。
生きたニジマスをイトウの水槽に放すと、それまでゆったり泳いでいたイトウたちが、
突然動き出し、ニジマスを一気に食べてしまう迫力が人気。
イトウが大きな口を開けて魚を追いかけている瞬間の写真も撮れるかもしれません!
また、春には、イトウたちが繁殖期を迎え、オスはメスへの求愛のしるしに、体が真っ赤になるのだそう。
5月上旬~中旬には、その繁殖期の赤いイトウも展示されるそうです。

イトウが魚を食べる瞬間や繁殖期特有の生態など、その迫力と一緒に、こちらの水族館が伝えたいメッセージは、
私たち人間もいろいろな生き物から「大切な命をいただいている」ということ、
「いただきます」の大切な気持ちも発信している水族館なのです。

「果夢林(かむりん)の館」で遊ぶ!

水族館の隣にある「果夢林(かむりん)の館」には、木のぬくもりそのままの「木製遊園地 果夢林ワールド」、
留辺蘂の特産品を始め、北の大地の水族館のオフィシャルグッズの販売、北見市や道内のお土産が集まる「果夢林ショップ」、
木工作品を制作体験できる「クラフト体験工房」があります。

この木製の大きな遊具がある「果夢林ワールド」、入り口の受付の方におそるおそる「大人も遊べますか?」と尋ねたところ、
「もちろん遊べますよ!」と快いお返事をいただいたので、早速木の滑り台へ。
この滑り台、思ったよりスピード感があり、ものすごく楽しい!結局何周もしてしまいました。
(もちろん子ども優先なので、大きいお友達は配慮して遊びましょう)

そしてこの木のボールプールは「木の砂場」として地元の木材加工業者の方が開発したもの。
木のまち・留辺蘂ならではのおもちゃなんです。
子どもたちが潜ったり、スコップで掘り起こしたりして、はしゃいでいました。
楽しそうな子どもたちを真似て入ってみたところ、大人とっては足ツボが刺激されて痛いけれど、気持ちいい!
木でできた大型遊具で遊んで、大人も思わずはしゃいでしまう楽しい木の遊園地でした。

クラフト体験工房でオリジナルキャンドル作り体験!

果夢林(かむりん)内に併設されているクラフト体験工房では、
本格的な工具を使って、木のおもちゃなどのオリジナル木工作品を作ることができます。
もちろん、指導員の方が作り方を教えてくれるので、気軽にチャレンジできる!!

こちらでは季節に合わせたいろいろな作品作りのイベントが開催されています。
今回は、季節限定のオリジナルキャンドル作りを体験してきました!
まずは、完成品を見本にして、指導員の方から作り方を教えてもらいます。

キャンドル作りの手順は、ミニグラスの中にカラーサンドを敷き詰め、
小さな貝殻やガラス細工を配置し、思い思いの世界を作っていきます。
配置が終わったら、クリアキャンドルの液体を少しずつ流し込みます。熱いので気をつけて!

30分ほど冷まして完成!
イルカのキャンドルと、こちらを見ているタコのキャンドルで、海の中をイメージしてみました。
キャンドルに火を灯すと、グラスの中が炎に美しく照らされて、とてもキレイです。
次に来たときには、このキャンドルを乗せる木製のスタンドをこちらで作ってみたいです。

薬膳粥で体の中から癒される!

おんねゆで遊んだ後は、留辺蘂市街地にある薬膳粥が楽しめる食堂「や.く.そ.く.」へ!
こちらのお店の薬膳粥は野菜・魚介類・鶏などの具によって、6種類の基本メニューがあります。
国際薬膳食育師の資格も持つ店主に、体の状態で気になることを相談すると、
それに合った薬膳の素材を使い、おいしい薬膳粥を提供してもらえます。
さらに、お店手作りの梅干し、みょうが・しょうが・みつば入りの「精進天ぷら」、
赤いクコの実と白のコントラストがかわいい杏仁豆腐が付いています。

今回注文したのは、「ストレス」が気になる女子の薬膳粥(白きくらげなどの薬膳とエビが入っているお粥)と
「寝つきが悪い・疲労」が気になる女子の薬膳粥(三つ葉や赤いクコの実が入っているお粥)です。
普段何気なく食べている三つ葉も薬膳の一種だそうです。
手作り梅干しの他、切り干し大根などの野菜中心のおかずと一緒にいただきます。
手作り梅干しはほどよい酸味と塩味でごはんが進みます!
お粥にはエビのほかに人参なども入っていて彩りもよく、少ない塩分でちょうど良い味付けがなされているので、
これだけでももちろん食べやすいです。

消化に良く温かいお粥を食べて、体の中から体をいたわってることを実感。
おいしいものを食べて心も体も癒されます。
ぶらっと水族館と木工体験、そしておいしいものを頂く「るべしべ・おんねゆ」ミニ旅はオススメです!

こんな体験もできます
ガイドと行くおんねゆ温泉 やまびこの森 早朝ウォーク

ガイドと一緒に、おんねゆの木立の中や丘、畑を散策する早朝ツアーです。
おんねゆの自然を間近で観察しながら、気持ちの良い山の空気を胸いっぱいに吸い込んで、
秘密の散歩道を歩いてみませんか?

夏期と冬期、それぞれ開催しています。
予約が必要なので、お泊りのホテルフロントか、おんねゆ温泉観光協会・温根湯温泉旅館組合(TEL/0157-45-2921)へ
お問い合わせください。

取材・撮影協力

北の大地の水族館(山の水族館)
〒091-0153 北海道北見市留辺蘂町松山1-4
TEL / 0157-45-2223
営業時間:8:30~17:00(4月~10月)、9:00~16:30(11月~3月)
定休日:4月8日~4月14日、年末年始
http://onneyu-aq.com

果夢林(かむりん)の館
〒091-0153 北海道北見市留辺蘂町松山1-4
TEL / 0157-45-3373
営業時間:8:30~17:00(4月~10月)、9:00~16:30(11月~3月)
定休日:4月8日~4月14日、年末年始

果夢林(かむりん)ワールド
入場料:一般270円、小中学生130円

クラフト体験工房
営業時間:8:30~17:00(4月~10月)、9:00~16:30(11月~3月)
定員:1~30人程度
所要時間:30分~1時間
利用料金:560円(果夢林ショップで500円以上のキット購入者は無料)
※期間限定イベントなどについては果夢林(かむりん)の館へお問い合せください。

おいしい薬膳粥はこちら

や.く.そ.く
〒091-0027 北海道北見市留辺蘂町旭西176-89
TEL / 0157-42-5670
営業時間:11:00~19:00(夏期は19:30まで)
定休日:不定休